江東区猿江 仏様を祀る神社

江東区猿江にある日先神社は正徳年間(1711年)創建。珍しいのは鳥居の扁額にも在りますが、神社なのに仏教の仏様、摩利支天(まりしてん)を祀っている所です。摩利支天(マーリーチー)は陽炎、太陽の光、月の光を意味する古代インドの女神であると考えられているそうで、陽炎は実体がないので捉えられず、焼けず、濡らせず、傷付かない。隠形の身で、常に日天の前に疾行し、自在の神通力を有すとされる事から、日本では武士の間に摩利支天信仰があり、足利尊氏、毛利元就、楠木正成、徳川家康も尊像や旗印を持って合戦に出陣したと云われているそうです。アメ横にある徳大寺が有名です。狐が檻に入れられているようでちょっと可哀そう・・。

日先神社本殿

文化財指定の看板

厳重な保護されたキツネさん

神社本殿と手水舎