江東区亀戸 夏越の祓い

江東区の亀戸天神で「夏越の祓い」のための茅の輪(ちのわ)くぐりが出来ていました。夏越の祓いはこの半年間で知らず知らず身に付いてしまった穢れを祓い残りの半年間を無事に過ごせるように祈る神事だそうです。茅(かや)の輪である由来は、「備後国(現在の広島県東部)で暮らしていた蘇民将来(そみんしょうらい)が、旅の途中に宿を求めて訪れたスサノオノミコトを、貧しいながらも喜んでもてなし、その恩返しとして「疫病を逃れるために、茅の輪を腰に付けなさい」との教えを授かり、難を逃れたとされています。現在の「茅の輪くぐり」は、蘇民将来が腰に付けていた茅の輪が長い歴史を経て大きくなり、人がくぐり抜けるものになった、といわれているそうです。夏越の祓いの神事は25日午後4時から。

拝殿前の太鼓橋

茅の輪くぐり

茅の輪のくぐり方と由来、式次第

拝殿(外壁修繕中)