本所七不思議は本当は9話あってさらに違うバージョンの存在するみたいですが大横川にあるレリーフの最後の「送り拍子木」です南割下水(現在の北斎通りから入江町(緑四丁目)に伝わるお話です。大体、江東橋の辺りと推測されているみたいですが、「土砂降りの雨の向こうから、入江町の鐘が夜更けを告げます。人通りの絶えた割下水に合羽姿の夜回りが、拍子木を打ち鳴らして歩いていると、後ろからもカチカチと拍子木の音がします。眼をこらしても何も見当たらないのに、先を急ごうとすると、人を送るように、後ろからまた音がしてきます。」拍子木の音が反響してるだけだろうと誰もが考えますが、繰り返し聞こえるところが不思議なところですね。