墨田区本所にある源光寺は浄土真宗東本願寺派寺院で1598年、円光法印が開山しました。円光は俗名浅野光俊といい源頼光の8代目の子孫だそうです。頼光は平安中期、藤原家に仕えた武将でかの有名な大江の山の酒呑童子を討伐したことで知られています。当時平安の都を荒らしまわっていた鬼の首領、酒呑童子を頼光四天王と言われる家臣達と一緒に酒に酔わせて退治しました。さしずめ鬼殺隊と鬼のストーリーのようですね。その際、首を落としたと言われる太刀は東京国立博物館や兵庫の神社に現存しています。因みに源光寺と言う寺名は源頼光から採ったそうです。