墨田区堤通 水神様の大祭

墨田区堤通にある隅田川神社では昨日から例大祭が行われています。隅田川神社は源頼朝が1180年に社殿を造営したとされる隅田川一帯の総鎮守で、荒川の下流、鐘ヶ淵を越え大きく曲がったこの地は、隅田川の落ち口(終点)でかつては鬱蒼とした森が広がっていて人々からは水神の森とも浮洲の森とも呼ばれて親しまれていました。昔、ここから入江が始まり、海となっていたことから「江の口」、すなわち「江戸」の語源ともなったといわれています。水の神様なので狛犬ではなく石亀が境内を守っています。そして隅田地域に残っている伝統芸能「隅田囃子」もこの神楽殿から伝えられているそうです。

神社には参拝の列

狛犬ならぬ狛石亀

沢山並んだ屋台

神楽殿では祭囃子が