墨田区錦糸町 バスターミナルの史跡

墨田区錦糸町の駅前バスターミナルは明治時代、伊藤左千夫の牛舎兼住居でした。前にも投稿しましたが伊藤左千夫は明治初期、正岡子規に弟子入りし後に、夏目漱石も絶賛したといわれた「野菊の墓」という小説が大ヒットした歌人です。昭和30~40年代生まれの方は知っているかもですが松田聖子主演で映画になった作品です。今思うと錦糸町に牧場というのは想像できませんが・・。伊藤左千夫が生業としていたのが牛乳屋さんで結構繁盛していたそうです。今でもの駅前バスターミナルに本人の歌と搾乳用の牛舎があった事を知らせる碑が残っています。帰りに通った錦糸公園の河津桜がとても綺麗だったので思わず足を止めました。もう葉まで出ていて、いかにソメイヨシノより早く咲くのかが分かりますね。