墨田区江東橋 繁華街の真ん中にお社

墨田区江東橋にある鎮守稲荷大明神の由緒は不明ですが実は古くから錦糸町駅前の繁華街のど真ん中にあります。隣のビジネスホテルが建築されたときに合わせて立て直されました。昔は壊れかけていた狛狐?さんもリニューアルされ手入れが行き届いています。稲荷神社に狛狐がいる理由は御祭神の宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)は農作物の神なので作物を荒らすネズミを食べるキツネ、特に白いキツネは神の使いとされたのだそうです(白い生き物は神聖視された)。咥えていたり、持っているものは本来4種類で稲穂(五穀豊穣)、巻物(知恵)、鍵(食物倉庫のカギ)、宝珠(神徳の象徴)だそうで。写真の子狐(家族繁栄?)は珍しいみたいです。因みに京都の伏見稲荷のキツネは持たずに咥えているそうです。

本殿

お社アップ

珍しい子キツネと宝珠を持った右キツネ

カギと宝珠を持った左キツネ