墨田区業平 北斎が浮世絵にした寺

墨田区業平にある妙見山法性寺は前にも一度取り上げました葛飾北斎が信仰していたお寺です。北斎は、葛飾の本所(昔は墨田区から東側は葛飾と呼んでいた)の生まれであったため「葛飾」と名乗り、「北斎辰政(ときまさ)」と改名したのは「開運北辰妙見大菩薩」を信仰していたからと言われています。そこで妙見さまとはどんな仏様か調べてみると、「北極星、北斗七星を神格化した仏で7条の光をまとい右手に知恵の剣(祓魔)左手に宝珠(願成就)足下に亀と白蛇を踏まえ(幸福と利益)をかなえてくれる」オールインワンな仏様みたいですね。でも江戸時代はすごく人気が有り実は歌川広重も何枚か浮世絵をかいているほど。お参りの後はそばの和菓子屋さんでのお団子ははずせないですね。