墨田区八広 日枝神社は地主神

墨田区八広にある日枝神社は1614年、当地を開拓した住民が氏神として祀った千代田区永田町にある日枝神社の摂社です。祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)で須佐之男神(すさのおのかみ)の孫にあたり、山に咋(くい)を打つことから山や土地の地主神とされ、京の都や江戸の鬼門を守る要地の守護神とされたそうです。日枝(ひえ)という名から判るように、元々今の比叡山(昔は日枝山だった)に座していて天台宗の本山、延暦寺とも深い係わりがあるようです(日吉大社)。千代田区の日枝神社で毎年6月に行われる山王祭は京都の祇園、大阪の天神と並んで日本3大祭と称され盛大に催されています。

神社拝殿

阿の口の右狛犬

吽の口の左狛犬

同社内の稲荷神社