墨田区亀沢 国技の神様

墨田区亀沢にある野見宿禰神社(のみすくねじんじゃ)です。野見宿禰は古墳時代(約2000年前)の出雲出身の相撲の神様で当時日本一の力持ちと噂だった大和国の当麻蹴速(たいまけはや)と天皇の前で蹴り合いをして打ち負かした試合が天覧相撲の発祥とされ国技の祖となりました。社内には歴代の横綱の碑もあります。両国ならではですね。因みに天皇に認められた宿禰はそれまでの天皇家の葬送の仕方を改めるように進言し、家来を生き埋めにしていた(殉死)代わりに粘土の人形や馬の埴輪を埋葬するようになったそうです。その後宿禰の子孫、土師氏は天皇家の葬送の儀を一手に任されるようになったそうです。