お盆飾りの飾り方
お盆飾りとは
お盆(東京は7月それ以外の地域は8月)は、先祖の霊を迎えて供養する日本の伝統行事です。お盆飾りは、先祖の霊をお迎えし、もてなすための飾り付けです。
お盆飾りの準備と飾り方(基本)
1. 精霊棚(しょうりょうだな)を用意する
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仏壇の前や、座敷に小さな棚や机を設置し、白い布や真菰(まこも)を敷きます。
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場所がない場合は、仏壇の前に直接飾ってもかまいません。
2. 精霊馬(しょうりょううま)を作る
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きゅうりで「馬」、なすで「牛」を作り、割り箸や爪楊枝で足をつけて立たせます。
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馬:先祖が早く帰ってこられるように(きゅうり)
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牛:ゆっくり戻られるように(なす)
3. 供物(くもつ)を供える
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季節の果物
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野菜
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お菓子
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故人の好物 など
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供物台があればその上に並べます。
4. お水とお線香を準備
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きれいな水(霊の喉を潤すため)
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毎日お線香を焚きます。
5. 灯明(提灯やろうそく)
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精霊が帰る場所を間違えないように提灯を飾ります。
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提灯は家の門や玄関、または精霊棚の横に置くのが一般的です。
お盆飾りをする日程の目安
7(8)月13日 迎え火玄関で火を焚き、精霊を迎える
7(8)月13~15日 お盆期間精霊棚にお供え・お参り
7(8)月16日 送り火を焚いて精霊をお送りします
まとめ
✅ 精霊棚に真菰を敷いて飾る
✅ 精霊馬・供物・お水・お線香を用意
✅ 提灯や灯明を忘れずに
✅ お盆期間中は朝晩お参りする
わからないことがあれば、地域の風習やお寺さんに確認すると安心です。