墨田区東向島 昔は魔王を祀っていた

墨田区東向島にある長浦神社にお参りしてきました。創建は正確に分からないですが1805年(文化2年)には文献に登場してるそうです。最初は第六天社として祀られていましたが、明治の神仏分離によって神皇産霊神(かむむすひのかみ)を祭神とし当時の地名である長浦神社としたそうです。実は第六天社は関東には沢山あって何故、魔王なのに信仰されたのか調べてみると「仏教の六欲天の最上位であり、欲望の世界に君臨する第六天魔王の強大な力は、厄除けや疫病除けなど、強力な霊験があると信じられてきました」とのことです。江戸時代には市民に人気だったらしいです。神皇産霊神は天地の創造を司る神として崇められています。丁度訪問した時は6月6日から8日まで行われる例大祭の準備中でした。ちょっと楽しみです。

長浦神社入口

祭りの提灯

比較的新しい狛犬(あうんになっている)

鳥居も飾り始められていた